肩関節治療で超重要な筋力の評価法

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こんにちは!!理学療法士のひろひでです。

 

 

前回は患者さんの痛みのある方を治療する前に

しっかりと痛みの部位を確認しましょう~というお話しを

しました。

 

 

結構肩の挙上角度だけ見て、「はい、横になって」という

治療家の方が非常に多いのでビックリですが、まずは何の

痛みなのかを調べることは必須です。焦ってはいけません!!

 

 

で、次に行うべきは下半身の治療も全く同じですが・・・

 

 

「なぜ痛みを引き起こす動作になるのか・・・」という

機能評価をする必要が出てきます。

 

 

膝関節でしたら、鵞足部に牽引ストレスが生じた際の痛みが

出ているとしたら「なぜ鵞足部が捻じれるように動いてしまうのか」を

調べるのが機能評価です。

 

 

機能評価とは歩行分析や関節可動域評価、筋力テストで

異常動作との関連性を調べることと同義になります。

 

 

ということで、肩、肩甲帯の筋肉の機能から最も効率的な

機能評価についてお話ししていきたいと思います。

 

 

肩の治療が難しい理由の一つに

”どこが関連しているのかが分かりにくい”ため

治療が難しいと感じているということをお話ししてきました。

 

 

ですので、まずはどの関節に注目していけば良いのかを

まずは知る必要があります。ですので、

 

 

①スキャプラプレーン上45°で挙上の筋力テストを行う。

②肩甲骨を固定して同じでストを行う。

 

 

この二つにより肩甲骨の動きが問題なのか、肩関節の

動きが問題なのかが分かります。たとえば、肩甲骨を固定して

出力が向上した場合は

 

”肩甲骨の固定で改善”

 

 

したことが分かったので、肩甲骨の動きをサポートしたら

良くなる=普段は肩甲骨がしっかりと動いていないという

評価になります。

 

 

なので、治療すべきは肩関節ではなく肩甲帯となるわけです。

 

逆に出力が弱くなった、痛みが強くなった場合は肩関節に

問題があります。次に・・・

 

 

②を終えて肩甲骨に問題があった場合は・・・

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③側臥位を取らせて肩甲骨内転位で固定し肩関節の外転筋力を評価する

④側臥位を取らせて肩甲骨外転位で固定し肩関節の外転筋力を評価する

 

 

これらにより、肩甲帯の問題で特に

前鋸筋と菱形筋が非常に肩甲帯の動きに強く関与する

ため、この二つのどちらが機能していないのかを調べることが

可能になるのです。

 

 

たとえば、

 

肩甲骨内転位で固定した際の筋力が強かった場合は

”前鋸筋のサポートをしたら筋力向上または痛みが改善した”と

判断できるので、普段は前鋸筋が機能していないことが分かりますね。

 

 

というように、ただの外転筋力をここまで細分化して

評価するだけでも、

 

 

肩甲帯なのか?肩関節なのか?

前鋸筋なのか?菱形筋なのか?

 

 

と言うところまでわかってしまうのです。これは今までの筋力評価の

やり方では基本的に左右差で比較していたため、患側は弱いという

ことは分かるけれども、患側のどこの筋力が・・・

 

 

というところは不明だったのです。

この条件を変えて筋力評価するだけでここまで

細かく筋力評価することができるので一度臨床現場でも

試してみてくださいね(^^♪

 

 

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